ICL手術体験談　術前3日前～手術当日【眼内コンタクトレンズ】

ICLの手術に関する記事を書いてきましたが、4月9日にICL（眼内コンタクトレンズ）手術を受けてきました。

手術前の過ごし方

最後に病院を訪れたときの記事がこちらです。

レンズ到着の連絡後手術日を電話で決定しましたが、当日の時間などは後日連絡するとのことでした。

手術一週間前に電話連絡があり、時間を伝達されました。

を電話で告げられて、当日お待ちしておりますと。

手術3日前からの眼鏡生活

手術4日前、最後のコンタクトレンズ装着日となりました。

中学1年生からコンタクトを付けてきているので、およそ15年。

矯正視力がうまく出れば、もう一生装着することのないであろうコンタクトレンズ。

長い付き合いだったな～としみじみしましたね。

そして、始まる眼鏡の3日間

まつエクつけて、アイメイクができない2日間も何とか乗り切ることにしました！

「俺、メガネ姿見たことあったわ」
って、私は覚えてたけどな😡❤️笑

メガネだとブスだから下向いて歩きがちだし、だから人とコミュニケーションとりたくなくなっちゃうし、人は見た目が9割。自分自身にも。

— ジェミニ🌹ICL pod1🩺投資家オペナース (@jemininvester) April 7, 2021

コンタクトレンズの度数-7の私は、眼鏡をかけると本当に目が小さくなるんですね。

そんな自分が大嫌いでした。

こんな思いをするのもあと3日間だけ、あと3日間だけ。と思いながらも

誰かと思った〜
メガネだと全然違う〜
とか、何度も言ってくるデリカシーのない人たちのせいですごく凹むし😂

— ジェミニ🌹ICL pod1🩺投資家オペナース (@jemininvester) April 7, 2021

やっぱり、耐えられないな～ってメンタルへなちょこでした。

手術受けることを決心しなければ、目の調子が悪い日はこの眼鏡生活をしなければならない

術前の時点で、手術を決心してよかったなって思いました。

メイクをすれば自身がつくように、私はコンタクトレンズで眼鏡をしないことによって自分に自信がつく。

って思えること、「心が元気でいれる」ことって生きる上でとても重要なんだなって改めて実感しました。

デリカシーのない人も多いというか、思ったことを口にする人って結構たくさんいる。

メガネ姿の私に見慣れていない職場のスタッフが多いのも事実だから、どうしたの？って聞いてくるのも事実であって。

『ずいぶん分厚いレンズなんですね』

そーーなんですよ！？
15000円も課金したちょー薄型メガネにしても、普通の人が側面からみたら分厚いのよ。
そりゃ、目の縮小化が激しいわけよね。
人生最後にコンプレックスに悩まされる日々。
これとお別れと思うと本当に心晴れやか〜〜〜。

— ジェミニ🌹ICL pod1🩺投資家オペナース (@jemininvester) April 7, 2021

コンプレックスとさよならできるというのは、期待で胸が膨らむものなんだなと思いました。

視力矯正の手術だから、手術を受けることに対して周りがあまりとやかくいってくることはなかったですが

二重の手術などをはじめとする美容整形も、施術を受ける人の気持ちはこういったものなのかなって思うと、批判的なコメントを他人がするのはおかしいことであるなとも感じました。

色んな事を考えて、リスクを受け入れて、それでも手術を受けると決めた人の背中を私は押してあげられる人になりたいと自分が患者になって強く思いました。

3日間の点眼生活

• ガチフロ点眼薬
• ベストロン点眼薬

を1日3回点眼必要だったのですが、ベストロン点眼薬が冷所保存

仕事へもっていき、職場の冷蔵庫に保管して昼休みに点眼し、帰りに持って帰る。

って、結構めんどくさかったですね(笑)

お昼に点眼するの忘れて、オペの合間で冷蔵庫へ走って点眼したり。。

手術前日は緊張する？

さすがに、前夜は緊張してソワソワしていました。

期待と不安の両方が押し寄せる感じでしたね。

前日にしたことといえば、病院でたくさんみてきたＩＯＬ（白内障の眼内レンズ挿入術）の手順書を読み返して、自分の手術のシミュレーションをしました。

手術当日

おはじぇみ🤙🌹
今日ついにICLオペ日です❣️
QOL向上系手術なので、期待があり、前向きにオペに臨む気持ちですが、いざ病院についたら、オペ台にあがったら、私の気持ちはバイタルはどうなるのでしょうか。ドキドキです❣️
午後からなのでまずはゆっくりお風呂に入ろうと思います😋

— ジェミニ🌹ICL pod1🩺投資家オペナース (@jemininvester) April 8, 2021

朝起きて、最後の眼鏡生活と思ってブログを書いていました(笑)

お腹いっぱいでオペを受けるのも、気持ち悪くなったら困るので軽く昼食を食べてむかいました。

散瞳薬の威力

家を出るときに散瞳薬を2種類点眼しました。

• ミドリンP
• ネオシネジン

点眼して15分ほどでスマホなどの手元は見えにくくなりました。

電車で病院へむかったのですが、最寄り駅から病院まで5分くらい歩くのがもう眩しくて眩しくて

5分だけどタクシー乗ればよかったなと思うほどでした。

サングラスかけたいけど、裸眼×サングラスじゃ何も見えないしで困りましたね。

たった1滴ずつの散瞳薬でもだいぶ眩しいです！！

病院到着

• 二度目の散瞳薬点眼

今回は手術代の変更があったので同意書に改めてサインをし、手術代を先に支払いました。

クレジットカードで支払いができるのは大きなメリットです。

大きな支払いで現金を持ち歩くのもいやですし、ポイントもたまるので。

術前検査

• 角膜撮影
• 眼圧検査

今の目の状態で手術をしてOKかどうかという検査です。

手術室ブースへ案内

洋服の着替えはなく、マスクを新しいものと交換しスリッパに履き替えて待機室に案内されました。

• 3回目の散瞳薬点眼
• 内服
• 麻酔薬点眼

内服薬

ダイアモックス：眼圧を下げる薬

アスパラK：カリウムを補給する薬（ダイアモックスによりカリウム減少するため、併用するのが基本。）

抗不安薬の何か：「気持ちを落ち着かせるお薬です」と言われて内服しました。眼鏡を預けた後だったのでよく見えなかったのですが、薬剤名は確認するのを忘れてしまいましたね。ベンゾジアゼピン系の何かでしょう（多分）

点眼麻酔

2種類を2回ほど点眼されました。

執刀医による診察

麻酔が効いてきたころに医師による診察がありました。

瞼全体が重たい感じがして、目を開いているのが快適ではなかったです。

メガネがないので、先生の顔は良く見えませんでしたし、先生もオペ着で帽子をかぶっており普段と印象が違いました。

ただ、術前に色々お話しをしたのもあって声で執刀医だとわかりました。

1. 目の診察
2. 点眼麻酔をもう一度実施
3. 目にマーキング実施
4. 質問事項の確認

この目にマーキングするのが、すでに怖かったです。

針？みたいなやつで目をぎゅん！と押されました。

でも、麻酔は本当にすごい。痛くなかったですね。（素人みたいな感想でなんだかすみません）

私も患者さんに、「上手ですよ～」っていうことそれなりにあるんですけど、いい大人が処置に対して上手ですよって言われるのってなんだか変な気分でした。

質問したこと

犬カフェにいきたい欲が最近あったので、動物との触れ合いは術後いつから大丈夫か確認しました！

自宅で飼ってるんですか？って言われちゃって、恥ずかしくなりました。

手術時間まで待機

私の前に2名ほど患者がいたので診察が終わってから30分以上は待機時間があったと思います。

ICL手術施行

私の体験したありのままの手術を受けたことを書きました。

長くなってしまったので別記事にしてみました。

術後

安静時間

手術終了後30分は、リクライニングチェアで横になり目を閉じて安静にするようにと指示を受けました。

15分間は保護用眼帯を付け、その後は保護用メガネを渡され装着しました。

安静時は、ナースコールも渡され何かあったら呼ぶように言われました。

手術が終わって、見える感動と緊張がほどけてどっと疲れた感じがしたので静かに目を閉じていました。

前処置を色々してくれた看護師さんの顔もやっと見ることができました(笑)

検査

眼圧測定を行いました

当日は視力検査をすることはなかったです。

医師の診察

ほかの患者のオペが終わるまで待機し、診察をしてもらいました。

我ながら、オペナース感丸出しな感想を述べたなと思います。

レンズは、このような形をしており目の中で4か所ひっかけなければなりません。

先生曰く、右はレンズを入れた時点でたまたま下側の足がいいところに入ったので調整の必要がなかった。

左は、下側の足の調整が必要だったので少し時間がかかり、目の奥を操作することによる痛みがあったのであろうと。

手術ですから、全く痛くないなんてことは期待していませんし、無事に終わったので私は満足でした。

術後の薬

眼科の受付に戻り、わあ～～～～裸眼で見えている！！！と感動しました。

点眼薬

3種類を1日3回点眼するよう指示を受けました。

術後3か月は目薬を行わなければなりません。

術後の定期検査によって使用する薬剤や点眼回数は変化するそうです。

内服薬

ロキソニン夕方1回だけなの！？痛くないのかな。と不安はありました。

1回だけの処方ということは、あまり術後の痛みはないものなのだろうと推測し自分で納得です(笑)

帰宅後の注意点

• 本日は入浴禁止
• 洗眼・洗髪禁止
• まぶたをさわらないように
• 目が開けられないような痛みがあれば、緊急連絡先へ電話するように
• 保護眼帯を付けて寝ること

翌日の午前中に受診があるのでそれまで安静にするようにと言われ終了しました。

病院から帰宅

17時半ごろに病院を出ました。

滞在時間は3時間半。

もう外も眩しいほどの明るさではなかったので電車で帰ろうと思っていました。

病院を出たら緊張もほどけたのか、どっと疲労感が押し寄せました。

甘えてタクシーで帰宅しました。

術後の見え方などの経過は、また記事を書いていきますのでお楽しみに。