おはじぇみ🤙🌹
初めましての方も、いつもきてくださる方もありがとうございます。ジェミニです。
ファイザー製コロナウイルスワクチン接種2回目が終了しました❣️
また、今回も体験談を綴っていこうと思います。
※個人的主観とデータ数の少ない情報であることをご理解ください。
- これからワクチン2回目を打つ医療従事者の方
- コロナウイルスワクチンについて気になっている方
- 実際のワクチンの副反応について知りたい方
ワクチン接種1回目
ワクチン接種2回目
接種日
1回目のワクチンから22日後でした。
ファイザー製コミナティは、21日間隔を空けることが推奨されています。
また、21日後よりもあまり遅くなると、ワクチンの効果に差が出るようです。
副反応に関する職場の対応
ワクチンの2回目接種後の副反応出現は、1回目接種後よりも頻度が高いことが報告されています。
翌日も仕事だった医師たちはかなり大変そうでしたね。
接種時期も3月末〜4月
年度末〜年度始めは、異動や退職、新人研修などで人もいないのでなかなか休めない時期であることが大変でした。
しかし、コロナの現状を考えるとそうもいっていられないのが実際です。
接種させてもらえる医療従事者であることに感謝しております。
ワクチン2回目接種翌日は休み又は休める状況であることをお勧めします
接種までの流れ
1回目と同じく、問診票を記入し、接種会場(院内)へ行きました。
接種できる時間帯が1回目より短かったため、オペについていたのですが、先輩に変わってもらいバタバタとワクチン会場へ行くことに。。
体温測定をし、医師の問診を受けます。
アレルギー既往があるので、2回目ということもあり
2回目は、アナフィラキシーが出ることもあります。一人にならないようにしてくださいね!この後は、ひとりなりませんか?大丈夫ですか?
と言われたものの、オペ中に抜けてきただけなので大丈夫ですと。
いざ接種!!!!
接種部位:左上腕(三角筋)
前回と同じです。
接種による痛みは、1回目と変わらず「インフルエンザより痛くない」
接種後の安静・観察時間
1回目と同じくワクチン接種後は15~30分ほど観察時間をもうけるようになっていました。
アレルギー既往のある人などで心配な人が、接種会場に残って15~30分を過ごしていた様子でした。
オペ室は一人にならないから大丈夫よ。
ということで、今回もすぐに働かされました😭
15分~30分ほど経過し、特に問題はありませんでした。
副反応報告
ワクチン投与が金曜日の14時半ごろでした。
この後の副反応報告では、接種後何時間、何曜日の何時ごろなどと記載しています。
穿刺部・上腕の痛み
1時間半後の16時には前回同様の左上腕の筋肉痛が出現。
痛みの度合いは、1回目と同等であり、穿刺部を触ったり、押すなどすると強い痛みがありました。
1回目の時より痛みに慣れたのか筋肉痛は感じるものの体感そこまでつらくはなかったです。
腕を外転・挙上させる際の筋肉痛と、左側臥位での疼痛は40時間ほど持続しました。
日曜日の昼間くらいまでは左側臥位では寝れなかったです。ほぼ2晩ですね😂
1回目の接種時は、2晩目にはもう左側臥位で睡眠をとることができたので、2回目の方が痛みの持続時は長かったです。
穿刺部の発赤・掻痒感
前回は、穿刺部には特になにも起きませんでしたが今回は副反応がでました。
穿刺部というよりは、上腕の中盤までにじんわりと発赤を伴う皮疹が出現し、掻痒感がありました。
接種して1週間が経過しますが、まだ掻痒感が持続しています。
アレルギーの皮疹に近いようなマダラな発赤でした!とにかく痒くて、、😂
じぇみ、この写真のチョイスはなに?
発熱・倦怠感
今回は発熱しました。
翌日昼間は、やや倦怠感があり自宅でゆっくりと過ごしていたのですが17時ごろですね。
体調悪化傾向にあり、体温測定実施。
37.5度の熱発あり。
ワクチン接種時に、配布されたカロナールを内服
1時間経過後も37.4℃と変化見られず、体温上昇持続していると推測
何より、全身の倦怠感が強く全然動けませんでした。
インフルエンザのような関節痛があり、カロナールを飲んで36.8℃まで解熱した後も一晩かなりしんどかったです。
朝方目が覚めたので、体温測定実施。
発汗しっかりしており、最終カロナール内服より10時間経過、解熱か?
体温は、36.5℃
やっと、解熱。
しかし、全身倦怠感はまだあり再度眠りました。
私の日曜日の勤務は夜勤であったため、休むか迷うレベルの倦怠感でしたが、夕方には回復するのではないかと期待し、ゆっくり過ごしました。
夜勤は緊急オペがきて、働いたのでしんどかったです
夜勤明けゆっくり休み、ある程度復活しました。
発熱・倦怠感が一番しんどかったですね。
72時間後になんとかフル復活!といったところでした。
ワクチン2回目接種の感想
30%ほどが発熱すると言われていたワクチン2回目ですが、個人的にはかなりしんどかったです。
高熱というよりは、インフルエンザのような関節痛と倦怠感がつらかったです。
可能であれば、土日休みの金曜日にワクチン接種をおすすめします。
夜勤中も、変な冷や汗みたいなのをずっとかいていて、体温測定すらできないけどまだ発熱してるのでは?
と思ったりしていました。。。
医療従事者である強み
医療従事者からワクチン接種なんて、治験みたいなものではないか。
そう思う人もいると思いますし、私も最初はそう思いました。
しかし、医療従事者がワクチンを接種することは
副反応に対して、自分の持つ知識により適切な対応をとることができる
という強みがあると思います。
ワクチンを接種後発熱の可能性があると言われても、不安になって受診する一般の人は多いのではないかなと思います。
医療従事者として、自分の症状をアセスメントし、対応を考え行動できることは、ワクチン接種の副反応への対応方法を考える上では重要なことであったと思います。
これからワクチンを接種する方々も
- 副反応が出やすいワクチンでああること
- 内服と安静で対応が可能であること
- 不安になって不要な受診を控えること
が、医療のひっ迫を防ぐために大切だと思いますので、覚えておいていただければと思います。
職場のスタッフたちの副反応
もちろん、上腕の痛みのみの副反応で発熱などがなく元気だったスタッフも大勢いました。
しかし、1回目のワクチン接種に比べると熱発者は多かったと感じます。
熱発する時間帯も、職場のスタッフ間でも差がありました。
- ワクチン接種当日夜から熱発
- ワクチン接種翌日朝から熱発
比較的この2つが多く、24時間以内に熱発している傾向にありました。
私のようにやや遅発的な24時間後以降に発熱した人もいましたし、予防的にカロナールを飲んだため、熱発評価ができないスタッフもいました。
1回目のワクチン接種では、上腕の疼痛の訴えが多く聞かれましたが、2回目は慣れもあるのか「また痛いな」くらいで、1回目より疼痛がきついといったような事はなかったです。
アナフィラキシー症状を起こしたスタッフは0名でした。
頭痛や吐き気などの症状を訴えたスタッフもいました。
ワクチンの副反応は、個人により差がありますので、ご自身が接種した後の副反応の出現には十分注意を払ってください
次の接種対象は高齢者であることについて
副反応が起こりやすい2回目のワクチン接種です。
20代の私たちと同じような副反応が高齢者にも出現するかどうかはわかりませんが、
発熱・倦怠感にちゃんと耐えられるのだろうか
という不安は、私たち医療従事者の中でも話題になっています。
- ワクチン接種後の発熱による救急要請の増加
- 救急外来受診の増加
- コロナ陽性患者との鑑別
など、医療現場がパニックにならないといいなと思っています。
おわりに
ここ前読んでくださりありがとうございました。
コロナウイルスワクチンについては、皆さんも期待と不安があると思います。
病院によっては、まだワクチンの話が出ていないという施設もあります。
また、医療従事者であってもワクチン対象ではない事業もあります。
- 保健所は対象であるが、保健センターは対象ではない(患者の搬送などがないため)
- 介護施設は宿泊を伴わない施設は対象ではない(デイサービスなど)
ワクチン接種の手配や準備をしてくださる保健所で働く保健師や、デイサービスで働く看護師も、コロナウイルスに感染するリスクは十分にあるかと思いますが、現状としては対象となっておりません。
自分が急性期病院の医療従事者として優先接種を受けれる状況であったことには、とても感謝しています。
少しでも、皆さんに情報が届けばいいなと思ってこの記事を書きました。
正しい副反応報告などについては、製薬会社が出しているデータをご覧いただくことが良いと思います。
ワクチンに関するおすすめの本
細かい疑問点などもしっかりと載っています!
執筆者の医師たちも信頼をおける方々で構成されています。
迷っているかたは一度読んでみてもいいかもしれませんね。
See you again!
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